『ディズニー ツイステッドワンダーランド』に登場する、オクタヴィネル寮の寮長・アズール・アーシェングロット。
丁寧な物腰と高い交渉力を持ち、学園内ではカフェ「モストロ・ラウンジ」を経営しています。
そんなアズールには、『リトル・マーメイド』の海の魔女・アースラを思わせる要素がたくさんあります。

特にわかりやすいのが、人魚姿・契約・巧みな話術です。
一方で、アースラをそのまま学生にしたキャラクターというわけではありません。
この記事では、アズールとアースラの共通点や違い、タコを思わせる人魚姿、名前の由来までまとめて考察していきます!
アズールの元ネタは『リトル・マーメイド』のアースラ?

アズールの元ネタとして最も有力なのが、ディズニー映画『リトル・マーメイド』に登場する海の魔女・アースラです。
オクタヴィネル寮自体が『リトル・マーメイド』の世界観からインスパイアされており、寮長のアズールにもアースラを思わせる特徴が数多く見られます。
- タコを思わせる人魚姿
- 契約を持ちかける
- 相手の望みを利用する
- 話術や交渉に長けている
- 契約と力が深く結びついている
特に「契約」は、アズールとアースラをつなぐ大きなキーワード。
『リトル・マーメイド』では、アースラがアリエルの願いを叶える代わりに条件を提示します。
アズールもまた、相手が何を求めているのかを見抜き、その代わりとなる条件を提示することを得意としています。
こうして比べると、アースラの特徴をそのまま再現するのではなく、学園生活や商売に落とし込んで再構築したキャラクターがアズールなのではないかと考えられます。
アズールはなぜタコ?人魚姿とアースラの共通点

アズールについて特に気になるのが、「どうしてタコの人魚なの?」というところですよね。
普段は人間の姿で生活しているアズールですが、本来は海で暮らす人魚です。
一般的な魚の尾を持つ人魚とは異なり、下半身には複数の足と吸盤があり、タコを思わせる姿をしています。
アズールの本来の姿はタコの人魚
アズールの人魚姿は、普段の人間の姿とはかなり印象が異なります。
下半身には複数の足があり、吸盤も確認できるなど、タコの特徴がはっきりと表れています。
オクタヴィネル寮にはウツボの人魚であるジェイドとフロイドもいるため、寮生それぞれに異なる海の生き物のモチーフが取り入れられていることがわかります。
では、なぜアズールにはタコの特徴が使われているのでしょうか。
その理由を考えるうえで大きなヒントになるのが、元ネタと考えられるアースラです。
アースラもタコを思わせる姿をしている
『リトル・マーメイド』のアースラも、人間のような上半身と、複数の触手を持つ下半身が特徴的な海の魔女です。
アースラ:タコを思わせる姿を持つ海の魔女
アズール:タコの特徴を持つ人魚
アズールの人魚姿は、アースラとの関係を視覚的に感じられるわかりやすい要素のひとつですね。
ただし、見た目が似ているだけではありません。アズールには、アースラを思わせる設定や行動がほかにも数多く見られます。
アズールとアースラの共通点を比較

アズールとアースラの共通点として、特に重要なのが「契約」と「交渉」です。
契約を持ちかける
アースラは、相手の願いを叶える代わりに条件を提示し、契約を交わします。
アリエルとの取引も、その代表的な場面です。

アズールもまた、相手が求めているものを見抜き、その代わりとなる条件を提示します。
もちろんツイステでは、海の魔女との契約ではなく、学園生活の中で行われる取引として描かれています。
それでも、相手の願いと引き換えに条件を提示するという構図はよく似ています。
話術や交渉で相手を動かす
アズールもアースラも、力だけで相手を従わせるタイプではありません。
相手の悩みや願いに耳を傾け、「自分なら解決できる」と思わせるような提案をするのが特徴です。
一見すると相手にもメリットがあるように見えるため、つい話に乗ってしまうところも共通しています。
アズールがモストロ・ラウンジを経営し、利益や取引に敏感なのも、アースラの「契約」という特徴を商売人らしくアレンジした設定なのかもしれません。
契約によって相手の力を利用する
アースラは契約を利用し、自分に有利な状況を作ります。
アズールも「契約」と力が深く結びついたキャラクターです。
特にユニーク魔法を見ると、アースラとの共通点がさらにわかりやすくなります。
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ユニーク魔法にもアースラ要素がある?

アズールのユニーク魔法は、「黄金の契約書(イッツ・ア・ディール)」です。
名前からして「契約」を強く意識した魔法ですよね。
アースラも、アリエルの願いを叶える際に契約を交わします。
アースラの契約
↓
アズールの取引や契約
↓
ユニーク魔法にも契約というモチーフが使われている
もちろん、アズールのユニーク魔法がアースラの能力をそのまま再現しているわけではありません。
それでも、「相手の望み」と「契約」を結びつけるキャラクター性には共通する部分があります。
さらにアズールの場合は、契約というモチーフがユニーク魔法だけでなく、普段の交渉やモストロ・ラウンジの経営にもつながっています。
アースラの特徴をひとつの能力だけに取り入れるのではなく、アズールというキャラクター全体へ広げているようにも見えますね。
アズール・アーシェングロットの名前の由来は?
アズールという名前や「アーシェングロット」という姓にも、何か元ネタがあるのでしょうか。
気になるところですが、アズール・アーシェングロットという名前の由来について、公式から明確な説明がされているわけではありません。
そのため、ここからは名前から考えられる可能性として見ていきます。
「アズール(Azul)」は、スペイン語などで「青」を意味する言葉です。
海をイメージさせる色でもあり、オクタヴィネル寮や人魚であるアズールにもよく似合います。
一方、「アーシェングロット(Ashengrotto)」については、単語を分けると「Ashen」や「Grotto」を連想することができます。
Grottoには洞窟・洞穴という意味があり、水辺や海辺の洞窟を指す場合もあります。
そのため、海や暗い洞窟を思わせる響きを持つ名前ではあるものの、正式な由来は不明としておくのが自然でしょう。
ジェイド・フロイドにも『リトル・マーメイド』の元ネタがある?

アズールと行動をともにすることが多いジェイド・リーチとフロイド・リーチ。
この2人にも、『リトル・マーメイド』とのつながりが見られます。
アースラには、フロットサムとジェットサムという2匹のウツボの手下がいます。
一方、ツイステではアズールのそばに、ウツボの人魚であるジェイドとフロイドがいます。
アズール → アースラ
ジェイド&フロイド → フロットサム&ジェットサム
という組み合わせがモチーフになっていると考えると、とても自然です。
性格やアズールとの関係性には、ツイステ独自の要素がしっかりと加えられています。
それでも、「アースラを思わせる人物のそばに2人のウツボがいる」という構図は、『リトル・マーメイド』を知っていると気づきやすい共通点ですね。
アズールとアースラの違い
ここまで見るとアズールとアースラには多くの共通点がありますが、もちろん違いもあります。
アースラは『リトル・マーメイド』に登場するヴィランで、契約を利用しながら自分の目的を果たそうとします。
一方のアズールは、ナイトレイブンカレッジに通う学生です。
モストロ・ラウンジを経営し、契約や交渉を得意としていますが、その立ち位置は「海の魔女」ではなく「学生であり経営者」です。
アースラの契約・話術・タコを思わせる姿・相手の願いを利用するといった特徴を残しながら、学園生活・経営・商売・ユニーク魔法という要素へ置き換えています。
そのため、アズールは「アースラを学生にしたキャラクター」というより、アースラの特徴を使ってツイステ独自に再構築されたキャラクターと考える方が近いでしょう。
元ネタを知ってからアズールを見ると、「ここはアースラらしい」「ここからはアズール独自の魅力だ」と比較できるのも面白いところです。
アズールの過去も元ネタと関係している?
アズールの性格を考えるうえでは、幼少期の経験も重要です。
現在の努力家な一面や、結果に強くこだわる姿勢には、過去の経験が深く関係しています。
ただし、この部分はアースラとの共通点というより、アズール独自の人物像を作っている要素として見る方が自然です。
なぜアズールがここまで努力するようになったのか、幼少期に何があったのかについては、元ネタとは分けて見るとよりキャラクターを理解しやすくなります。
アズールの過去・幼少期については別記事で詳しくまとめています。
まとめ|アズールの元ネタはアースラ要素が濃厚
今回は、アズール・アーシェングロットの元ネタについて考察しました。
アズールには、『リトル・マーメイド』のアースラを思わせる要素が数多くあります。
- タコの特徴を持つ人魚姿
- 契約を持ちかける
- 高い話術と交渉力
- 相手の望みを利用する
- 契約とユニーク魔法のつながり
- そばに2人のウツボがいる
一方で、アズールはアースラをそのまま再現したキャラクターではありません。
アースラの「契約する海の魔女」という特徴を、モストロ・ラウンジを経営する学生へと落とし込んでいるところに、ツイステならではのアレンジがあります。
そして、アズールがタコの特徴を持つ人魚であることも、アースラとの関係を知ると納得しやすくなりますよね!
元ネタを知ったあとに改めてアズールを見ると、普段の言動や契約へのこだわりも少し違って見えてくるかもしれません。
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