ツイステのリリア・ヴァンルージュといえば、小柄で少年のような見た目に、いたずら好きで自由な性格が印象的。
しかし、リリアの昔を知ると、その印象はかなり変わります。
リリアはかつて茨の国で「右大将」を務め、戦場に立っていた人物です。
その後はマレウスの誕生を支え、人間の赤ん坊だったシルバーを息子として育て、約700歳になった現在はナイトレイブンカレッジの高校生。

右大将⇒子育て⇒高校生。改めて並べてみると、ものすごい経歴ですよね…!
この記事では、
- リリアは昔何をしていたのか
- 右大将時代に何があったのか
- 昔の姿は現在とどう違うのか
- リリアの正体や年齢
について、過去から現在まで時系列で解説していきたいと思います!
リリアの過去|昔は茨の国の右大将だった
現在のリリアは、ナイトレイブンカレッジ・ディアソムニア寮の3年生で、少年のような見た目をしていますが、実際には約700歳の長命な妖精です。
そして7章で明らかになったのが、リリアの壮絶な過去。
若い頃のリリアは、茨の国の近衛兵を率いる「右大将」でした。

現在のように軽音部で音楽を楽しんだり、若い生徒たちをからかったりしている姿からは、なかなか想像できませんよね。
過去編では長い髪に甲冑をまとった姿で登場し、国を守る戦士として戦っています。
さらにリリアは、マレウスの母・マレノアや父・レヴァーンとも古くから深い関わりを持っていました。
リリアの過去を簡単に時系列で整理
約400年前
茨の国の右大将として活動
↓
人間勢力「銀の梟」と戦う
↓
マレノアからマレウスの卵を託される
↓
マレウスの誕生を支え、成長を見守る
↓
シルバーと出会い、息子として育てる
↓
500年以上前に届いた入学許可証を使ってNRCへ入学
↓
7章を経てNRCへ復学
今のリリアだけを見ると想像しにくいですが、戦士として戦っていた時代から現在まで、何百年もの物語がつながっているんです。
リリアの過去を時系列で解説
若い頃のリリアは茨の国に仕える戦士だった

7章で描かれた過去のリリアは、現在とはかなり雰囲気が違います。
当時のリリアはおよそ300歳、現在から約400年前、茨の国に仕える軍人として活動していました。
妖精としてはまだ若い時期だったこともあり、現在よりも言動が荒々しく、戦士らしい好戦的な一面も見せています。
とはいえ、昔のリリアが冷たい人物だったわけではありません。
仲間を大切にし、守ると決めた相手のためなら危険な場所にも飛び込んでいく情の深さは、この頃から変わっていません。
現在とはまったく別人になったというより、昔からあった情の深さが、長い人生を経てより柔らかな形になったと考える方が近そうです。
右大将としてマレノアやレヴァーンと関わっていた
若い頃のリリアは、茨の国で「右大将」と呼ばれる立場にありました。
そしてマレウスの母・マレノアとは幼い頃から付き合いがあり、父・レヴァーンとも古くからの仲です。
レヴァーンは「竜眼公」と呼ばれる茨の国の左大将。
つまり、
- リリア=右大将
- レヴァーン=左大将
として、ともに国を支える立場にいたことになります。
現在のリリアはマレウスのお目付役のような存在ですが、その関係が始まったのはNRC入学後ではありません。
リリアは、マレウスが生まれるはるか前からドラコニア家のすぐ近くにいた人物です。
人間勢力「銀の梟」との戦いで運命が大きく変わる

リリアの人生を大きく変えたのが、人間の開拓者たちによる組織「銀の梟」との戦いです。
銀の梟は資源を求めて妖精たちの土地へ進出し、茨の国との対立は次第に激しくなっていき、戦いの中でマレノアたちが暮らしていた野ばら城も危機にさらされました。
右大将だったリリアは、国を守るため最前線で戦います。
しかし、この戦いを境にリリアの人生は大きく変わっていくことになります。
戦場で敵を倒すことが役目だったリリアが、このあと「命を守り、育てる側」になっていくのです。
マレノアからマレウスの卵を託される
戦況が悪化する中、リリアとバウルはマレノアから大切なものを託されます。
それが、まだ卵の状態だったマレウスです。
リリアたちはマレウスの卵を守りながら、野ばら城から脱出しマレノアは城に残ることを選びました。
この出来事によってリリアは、ただ国を守る軍人ではなく、マレウスの未来そのものを守る立場になります。
現在のリリアとマレウスを見ると、リリアが年上の立場から世話を焼いているように見えますよね。
しかしその関係は、マレウスが生まれる前から始まっていたのです。
リリアはマレウスの誕生を支え、成長を見守る

マレウスは、卵を託されたあとすぐに生まれたわけではありません。
ドラゴンの卵は、親から愛情や魔力を受けることで孵化するとされています。
母マレノアを失ったマレウスの卵に対し、リリアは長い年月をかけて向き合いました。
自らの魔力を注ぎ、マレウスの誕生を支えています。
かつて戦場で敵と戦っていた右大将が、今度はひとつの命が生まれるのを待ち続けることになりました。
そしてマレウスの誕生後も、リリアは幼い頃からその成長を見守ってきました。
リリア一人だけがマレウスを育てたというわけではありませんが、マレウスにとってリリアが育ての親に近い存在であることは間違いありません。
現在もマレウスに遠慮なく注意したり、時にはからかったりできるのは、何百年も続く関係があるからなんですね。
シルバーと出会い、息子として育てる

その後、リリアはさらにもう一人の子どもと出会います。それがシルバーです。
シルバーは人間ですが、リリアは彼を引き取り、自分の息子として育てました。
ここがリリアの人生を考えると、とても興味深いところ。
若い頃のリリアは、人間勢力との激しい戦争を経験しています。
そんなリリアが時を経て、人間であるシルバーを自分の子として愛し、父親として育てることになったのです。
7章ではシルバー自身の出生にも大きな秘密があることが判明しますが、「シルバーの正体」の話になってしまうので、ここでは割愛します。
リリアの記事として重要なのは、種族が違っても、リリアにとってシルバーは大切な息子であるということ。
戦争を知るリリアが人間の子どもを育てた事実は、現在のリリアの価値観を考えるうえでも重要です。
500年以上前の入学許可証を使ってNRCへ
ここまで読んで、「ところで約700歳のリリアが、なんで今高校生なの?」と思った人もいるのではないでしょうか。
実はリリアには、500年以上前にナイトレイブンカレッジから入学許可証が届いていました。
しかし当時は入学せず、その入学許可証が長い間保管されていました。
そして現在になって、その許可証を利用してNRCへ入学します。
500年以上前の入学許可証が今でも使えるのも驚きですが、そもそも500年前の入学許可証を本人が使う状況が普通ではありません。

長命な妖精だからこそ成立する、とんでもない高校デビューです。
こうしてリリアはNRCに入学し、マレウス、シルバー、セベクとともにディアソムニア寮で学生生活を送るようになりました。
リリアの昔の姿は?現在との違いを比較
昔のリリアは長髪&右大将の甲冑姿

リリアの過去が明かされたとき、特に大きな話題になったのが「昔の姿」です。
現在のリリアは黒髪を短く切り、ピンク色のメッシュが入った髪型をしています。
一方、右大将時代のリリアは長髪。
さらに戦場では甲冑をまとい、現在とはかなり違う雰囲気で登場します。
その姿はSSR「リリア[右大将の甲冑]」としてカード化もされました。
普段の小柄で可愛らしいリリアしか知らないと、「この人、本当にガチの軍人だったんだ…」と驚きますよね。
ただし顔立ちには現在のリリアらしさも残っており、約400年前と現在を見比べるのも良いかもしれません。
昔のリリアは何歳?
右大将時代のリリアは、およそ300歳。現在は約700歳。
つまり7章で描かれた過去編から、現在まで約400年が経過していることになります。
人間からすると300歳の時点でも十分すぎるほど長生きですが、妖精であるリリアにとってはまだ若い時代でした。
現在の落ち着いたリリアと比べると、右大将時代の荒々しさにも納得できますよね。
リリアは昔と性格も違う?右大将時代との変化
現在のリリアはいたずら好きで、かなり自由な性格。
年下の生徒にも気さくに接し、若者たちの騒動を楽しそうに眺めていることもあります。

しかし、右大将時代は今よりもずっと荒々しく、戦場に生きる軍人らしい好戦的な面もありました。
では、何百年もの間にリリアは完全な別人になったわけではありませんし、根本にある情の深さや面倒見の良さは昔から変わっていないとも考えられます。
変化したのは、物事を見る視野や価値観なのかもしれません。
若い頃は国を守る右大将として戦い、その後はマレウスの誕生を支え、さらに人間のシルバーを息子として育てました。
何百年もの間に、さまざまな種族や文化とも触れています。
だからこそ現在のリリアは、種族や立場に縛られすぎず、柔軟に相手を見ることができるようになったのではないでしょうか。
昔のリリアを知ったあとに現在の姿を見ると、飄々とした言動にもまた違った印象を受けます。
リリアの正体は何者?年齢や種族を整理
リリアは約700歳の長命な妖精

「リリア 正体」と検索すると、「実際は何者なの?」「本当はおじいちゃん?」「人間なの?」と気になっている人も多いようです。
結論からいうと、リリアは約700歳の長命な妖精です。
右大将時代のリリアがおよそ300歳で、そこから約400年が経過しているため、現在は約700歳となります。
見た目だけならNRCのほかの生徒と大きく変わらないので、この年齢差には驚きますよね。
リリアが少年のような姿をしている理由は?
約700歳なのに、なぜリリアは少年のような見た目なのでしょうか。
これについては、はっきりした理由は明らかになっていません。
妖精という種族の成長や外見が人間とは異なる可能性はありますが、現時点では詳しい仕組みまでは不明です。
「リリアの正体=実は別の姿をした何者か」というわけではなく、少年のような外見をした長命な妖精、と考えるのが一番自然でしょう。
リリアはマレウスやシルバーの父親なの?
リリアとマレウス、シルバーの関係は少し複雑です。
まず、リリアはマレウスの実父ではありません。
マレウスの母はマレノア、父はレヴァーンです。
ただしリリアはマレウスが卵だった頃から守り、誕生を支え、その後も幼い頃から成長を見守ってきました。
血縁上の父親ではありませんが、育ての親に近い存在といえるでしょう。
一方、シルバーとも血のつながりはありませんが、リリアは幼いシルバーを引き取り、自分の息子として育てました。
シルバーにとっては、リリアがまさに父親です。
リリアにとってマレウスとシルバーは、血縁だけでは説明できないほど大切な家族なんですね。
7章完結後のリリアはどうなった?
7章序盤のリリアは、自身の魔力が急激に衰えていることを明かします。
若い頃に無理を重ねたことなどもあり、以前のように魔力を維持できなくなっていました。

そのためNRCを退学し、茨の谷からも離れて暮らすことを決意します。
しかし、リリアとの別れを受け入れられなかったマレウスの感情が暴走。
これが7章の大事件につながっていきます。
そして7章終盤では、リリア自身も命を落としかねない大きな出来事に巻き込まれます。
一度は命が尽きたかに見えましたが、その後再び息を吹き返し、さらに失われつつあった魔力も一定量戻りました。
リリアは再びNRCへ通える状態となり、退学ではなく復学することが決まります。
つまり7章冒頭では、「もうリリアと別れなければならない」という状況だったのに、最終的には再びみんなと学園生活を送れるようになったということ。
長い過去を知ったうえでこの結末を見ると、かなり感慨深いですよね。
リリアの過去まとめ
リリアの過去を時系列で追うと、現在の姿からは想像できないほど濃い人生を歩んできたことがわかります。
若い頃は茨の国の右大将として戦場に立ち、人間勢力「銀の梟」と戦い、その後はマレノアからマレウスの卵を託され、誕生を支え、その成長を見守ります。
さらに人間であるシルバーと出会い、自分の息子として育て、その後約700歳になった現在は、500年以上前に届いた入学許可証を使ってNRCへ入学。
7章を経て、一度は決めていた退学も取りやめ、再び学園生活を送っています。
しかし、リリアの魅力は単に「実は昔すごかった」というだけではありません。
戦争を経験し、大切な人との別れを経験し、それでも誰かを守り、育て、今では若者たちと一緒に新しいことを楽しんでいます。
現在のリリアの軽やかさや柔軟さは、何も知らないからではなく、長い人生の中で多くのものを見てきたからこそ身についたものなのかもしれません。
右大将の甲冑姿を知ったあとで軽音部のリリアを見ると、なんだか以前よりさらに味わい深く感じますね。





