7章の夢渡りでデュースが見ていたのは、ナイトレイブンカレッジの生徒たちが不良グループのように争う世界でした。
優等生になることを目指し、過去の自分から変わろうとしてきたデュース。
それなのに夢の中では、まるで昔に逆戻りしたような姿になっています。
さらに夢のデュースは「大釜のデュース」と呼ばれ、エースとの関係も現実とは少し違います。
図書館に並ぶ大量の本が白紙だったことも、デュースの夢を考えるうえでは見逃せません。

優等生を目指して頑張ってきたデュース。でも夢の中ではまさかの過去に逆戻り…?どうしてこんな夢になったのか普通に気になります。
この記事では、デュースが7章で見た夢の内容と、なぜ不良の世界だったのかを整理しながら考察していきたいと思います!
デュースが7章で見た夢の内容
デュースの夢の舞台もナイトレイブンカレッジですが、私たちが知っているNRCとはかなり雰囲気が違います。
寮同士がまるで不良グループのように争い、力の強さがものをいう世界になっていました。

そして、その世界の中心にいるのがデュースです。
夢のNRCは不良たちが争う世界
夢の中では、生徒たちが喧嘩でぶつかり合うような荒々しい世界が広がっています。
現実のNRCも決して平和な学校とは言えませんが、夢の中ではそれ以上に「強い者が認められる」という価値観がわかりやすくなっています。
優等生を目指している現在のデュースを知っていると、かなり意外な夢ですよね。
しかし、デュースにはミドルスクール時代に荒れていた過去があります。
そのため、この夢には現在のデュースだけではなく、昔のデュースの経験や価値観も反映されていると考えられますね。
ただし、「昔の生活に戻りたいから不良の夢を見た」と単純に考えるのは少し早そうです。
デュースが元ヤンだった頃や、優等生を目指すようになった理由については別の記事で詳しくまとめてる予定です。
「大釜のデュース」と呼ばれている
夢の中のデュースは、周囲から「大釜のデュース」と呼ばれています。
デュースと大釜といえば、ゲーム序盤から印象的な組み合わせです。
『いでよ大釜!』と大釜を降らせる魔法を使う姿は、デュースを象徴する場面のひとつになっています。
そんな大釜が夢の世界では異名にまでなっているのが面白いところ。
現実では勉強や魔法に苦戦する場面もあるデュースですが、夢の中では自分が得意とする力がわかりやすく評価されています。
「大釜のデュース」という名前そのものが、この夢がデュースにとって居心地のいい世界であることを表しているようにも見えます。
夢のエースは現実と少し違う
夢の中のエースも、現実とは少し雰囲気が違いました。
デュースとの関係がよりわかりやすく「相棒」らしく描かれ、熱血な印象も強くなっています。
現実のエースとデュースは、一緒に行動することが多いものの、素直に「親友」「相棒」と言い合うような関係ではありません。

喧嘩したり、からかったり、張り合ったりで毎日忙しそうです。
だからこそ、夢のエースにはデュースが思い描く、わかりやすい「相棒」のイメージが混ざっているのではないかとも考えられます。
もちろん、夢に登場するエースがそのままデュースの願望だと断定はできません。
それでも、現実との違いを見ることでデュースの価値観を考える材料にはなりそうです。
デュースの夢はなぜ不良世界だった?
ここで一番気になるのが、
「優等生になりたいデュースが、なぜ不良の夢を見ているの?」ということではないでしょうか。

優等生を目指しているなら、成績優秀になった自分や立派な魔法士になった自分を夢に見てもおかしくありません。
それなのにデュースの夢は、現在とは正反対ともいえる不良世界でした。
「本当は不良に戻りたい」という意味ではない?
夢の内容だけを見ると、「デュースは本当は昔の自分に戻りたいのでは?」と思ってしまいます。
しかし、現実のデュースは自分の過去を振り返りながら、優等生を目指して努力を続けています。
そのため、夢の内容をそのまま「不良に戻りたいという本音」とするのは違うように思います。
むしろ注目したいのは、夢の世界ではデュースが無理をしなくても周囲から認められていることです。
自分の得意な力が通用する世界だった可能性
現実のデュースは、努力家ではあるものの要領がいいタイプではありません。
勉強で間違えたり、魔法がうまくいかなかったり、考えるより先に体が動いてしまったりすることもあります。
それでも「優等生になりたい」という目標に向かって、苦手なことにも挑戦しています。
一方、夢の世界では違います。
喧嘩が強ければ周囲から一目置かれ、自分の得意なやり方で問題を解決できます。
現実では努力し続けなければ届かないものが、夢の中では最初から手に入っている。
だからこそデュースにとって、居心地のいい夢になっていたと考えられます。
白紙の本はなぜ?『トランプ兵物語』との違い

デュースの夢を考えるうえで、もうひとつ重要なのが図書館の白紙の本です。
夢の中にはたくさんの本が並んでいるにもかかわらず、その多くは中身が白紙になっていました。
しかし、すべての本がまったく同じというわけではありません。
図書館の本がほとんど白紙だった理由
夢の世界は本人にとって都合よく作られていても、本人が知らない知識まで自由に生み出してくれるわけではないように見えます。
少なくともデュースの夢では、本人の知識や記憶が乏しい本ほど、内容を十分に再現できていないように感じられます。
立派な図書館があっても、本を開けば白紙。
見た目だけは何でもそろっているのに、そこから知らなかった内容を簡単に手に入れられるわけではありません。
この描写は、デュースの夢を考えるうえでかなり印象的です。
『トランプ兵物語』にはデュースの記憶が残っていた
一方で、デュースがもともと知っている『トランプ兵物語』には、白紙の本よりも多くの情報が残っています。
この違いを見ると、夢の中に再現される内容には、デュース自身が持っている知識や記憶が関係していると考えられます。
夢だからといって、知らないことまで何でもわかるわけではない。
ここで、デュースが現実で続けてきた「勉強する」という行動が重要になってきます。
夢の中では新しい知識を得にくい
夢の中にいれば、デュースは「大釜のデュース」として認められます。
苦手な勉強をしなくてもいい。
知らないことにぶつかって失敗する必要もありません。
しかし、少なくとも白紙の本を見る限り、夢の中にいるだけでデュースの知らない知識が増えていくわけではありません。
現実なら、わからないことがあれば誰かに聞いたり、本を読んだり、間違えながら覚えたりできます。
夢の中には居心地のよさがあっても、「知らなかったことを知る」という点では現実とは大きな違いがあります。
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夢と現実の違いから見えるデュースの本音
デュースの夢には、本人にとって魅力的なものがたくさんあります。
自分の強さが認められ、わかりやすい仲間がいて、苦手なことに向き合わなくても生きていける。
それでもデュースは、夢の世界に留まり続けることを選びません。
夢なら苦手なことに向き合わなくても評価される
夢のデュースは、今持っている力だけでも十分に評価されます。
しかし現実では、優等生を目指す以上、自分の苦手な部分とも向き合わなくてはいけません。
デュースにとっては、夢の方が楽な部分も多いでしょう。
それでも現実には、夢にはないものがあります。
新しいことを知り、昨日までの自分から変わっていけること。
これこそが、現在のデュースが大切にしているものなのではないでしょうか。
それでもデュースが戻りたいのは現実

デュースは、自分の過去そのものをなかったことにしようとしているわけではありません。
昔の経験も、喧嘩の強さも、すぐ熱くなってしまうところもデュースの一部です。
それを全部捨てて別人になるのではなく、持っているものを抱えながら「もっと立派な自分になりたい」と努力しています。
だからこそ、何もしなくても評価される夢より、努力しなければならない現実の方を選ぶことに意味があるように感じます。
現実のエースたちとの関係も「思い通り」ではない
エースとの関係も同じです。
夢の中のように、いつでもわかりやすく自分を認めてくれる相棒ではありません。
現実のエースはデュースをからかうし、喧嘩もするし、お互いに素直ではないこともあります。
でも、そんな思い通りにならない関係も含めてデュースが過ごしてきたNRCの日々です。
何でも都合よくできている夢より、うまくいかないこともある現実を選ぶ。
そこにもデュースの成長が表れているように思います。
デュースの夢は「成長したい」という願いにつながっている?

デュースの夢には、不良だった過去が色濃く反映されています。
しかし夢から覚める流れまで見ると、描かれているのは単なる「昔への未練」ではないように感じます。
昔の自分を消すことが成長ではない
デュースは優等生を目指していますが、不良だった過去そのものを完全に消すことはできません。
そして、過去を消すことだけが成長ではありません。
夢の中で昔の自分に近い姿になったことは、デュースの中に今もその部分が残っていることを表しているのかもしれません。
重要なのは、昔の自分が残っているかどうかではなく、これからどんな自分になりたいのかです。
デュースは過去を抱えたまま、現実で少しずつ前に進んでいます。
「楽な自分」より「なりたい自分」を選んだ
夢の中なら、得意なことでも認めてもらえます。
現実では、勉強も魔法も人間関係も思い通りにはいきません。
それでもデュースが目指しているのは、今できることだけで生きる自分ではなく、努力して立派な魔法士へ近づいていく自分です。
そう考えると、デュースの夢は皮肉にも、
「不良だった頃に戻りたい」という願いより、「これからも成長していきたい」という現在のデュースを浮かび上がらせるエピソードだったのではないでしょうか。
まとめ|デュースの夢は「不良に戻りたい」というだけではない
7章でデュースが見ていたのは、不良たちが力で争うナイトレイブンカレッジでした。
デュース自身も「大釜のデュース」として認められ、自分の得意な力が通用する世界になっていました。
デュースの夢は過去も自分の一部として抱えながら、なりたい自分へ近づいていくことなのかもしれません。
優等生を目指しているのに、夢では不良に逆戻り。
一見すると正反対に見えるその夢だからこそ、現在のデュースがどれだけ前へ進もうとしているのかが、よりはっきり見えてくるように感じます。
ほかのキャラクターが7章でどんな夢を見ていたのかは、ツイステ7章の夢一覧でまとめています。
他のキャラの夢もとても興味深いのでぜひご覧下さい!



