ツイステのレオナ・キングスカラーは、夕焼けの草原の第二王子です。
高い魔法力と賢さを持つレオナですが、作中では「王になれない」という立場に強い不満を抱いていることが描かれています。
「レオナはどうして王になれないの?」「第二王子でも王になる可能性はないの?」と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、レオナは兄ファレナより後に生まれた第二王子で、さらにファレナの息子チェカが誕生したことで、王位への道を失ったと受け止めています。
この記事では、レオナが王になれない理由をはじめ、チェカやファレナとの関係、本当に王になりたかったのか、そしてオーバーブロットとのつながりまで考察していきたいと思います。
※この記事にはメインストーリー2章などのネタバレを含みます。未読の方はご注意ください!
レオナが王になれない理由は?

レオナが王になれない大きな理由は、本人の能力ではなく王位継承の立場にあります。
レオナには第一王子である兄ファレナがいて、さらにその息子チェカが誕生。
作中では、チェカが「未来の王」として紹介され、現在は王位継承権第一位とされています。
そしてレオナ自身も、チェカの誕生によって自分の王位継承権が失われたという意味の発言をしています。

つまり、レオナが王になれないのは「能力が足りないから」ではありません。
どれだけ賢くても、どれだけ魔法が得意でも、生まれ順や王位継承の立場は簡単には変えられない。
この「実力ではどうにもできない現実」が、レオナの考え方に大きな影響を与えています。
レオナは第二王子だから王になれない?
レオナが第二王子なのに対し、ファレナは第一王子。
レオナは高い魔法力を持ち、ファレナからも賢さを評価されています。
しかし、どれだけ能力があっても「兄より先に生まれること」はできません。
ここがレオナにとって大きな不満でした。
ただし、「レオナの方がファレナより優秀」と公式に決まっているわけではありません。
重要なのは、レオナ本人が「実力ではなく生まれ順によって立場が決まっている」と感じていることです。
そうした経験が、レオナの「頑張っても結果は変わらない」という諦めにつながっていったと考えられます。
チェカの誕生で王位への道が閉ざされた
レオナにさらに大きな影響を与えたのが、兄ファレナの息子・チェカの誕生です。
チェカはレオナにとって甥にあたり、現在は王位継承権第一位です。
チェカのお披露目の場面では、ファレナがチェカを未来の王として紹介しています。
またレオナ自身も、チェカの誕生によって自分の王位継承権が失われたと受け止めています。
そのため、「チェカが生まれたことで、レオナが王になる道は事実上閉ざされた」と考えるのが自然でしょう。
優秀なのになぜ報われないと感じている?

レオナの「どうせ頑張っても無駄」という考え方は、突然生まれたものではありません。
普段のレオナは授業をサボったり、何事にも面倒そうな態度を見せたりすることがあります。
ただ、最初から努力する気がなかったというよりも、「頑張ったところで結果は決まっている」と考えるようになった結果、本気を出すこと自体を避けるようになったとも考えられます。
努力では変えられない「生まれ順」への諦め
努力で変えられることなら、負けても次に挑戦できますが、生まれ順だけはどうすることもできません。

やはりレオナにとって、一番苦しかったポイントはここにあたるのだと思います。
魔法なら練習できる。
勉強なら知識を増やせる。
スポーツなら勝敗をひっくり返すこともできる。
それでも「第一王子か第二王子か」という部分だけは、自分の力では変えられない。
この経験が、レオナの「人生は不公平だ」という価値観につながっていると考えられます。
レオナは本当に王になりたかったのか?

レオナは本当に「王になること」そのものを望んでいたのでしょうか。
もちろん、レオナが王位を意識していたことは間違いありません。

ただ、発言を見ていると、「自分の能力を正当に評価してほしい」という気持ちもかなり強かったように思えます。
レオナは、もし頭の良さで王が決まるならやる気も出るという趣旨の発言をしています。
つまり、単純に王冠や権力だけが欲しかったというよりも、「実力で競わせてもらえないこと」そのものに強い不満があったのではないでしょうか。
そう考えると、レオナにとって「王になれない」という問題は、単なる将来の進路ではありません。
自分の能力を認めてもらえないことの象徴だったとも考えられます。
チェカ本人を憎んでいるわけではない

王位継承だけを見ると、チェカはレオナにとって複雑な存在です。
しかし、だからといってチェカ本人を憎んでいるわけではありません。
チェカはレオナを「おじたん」と呼び、とても懐いています。
2章の終盤では、レオナのマジフトをかっこいいと褒め、今度教えてほしいとお願いする場面もあります。

レオナは面倒そうにしながらも、そのお願いを受け入れているという微笑ましいシーンがあります。
この関係を見ると、「王位継承で複雑な立場にある=チェカ本人が嫌い」という単純な話ではないことがわかります。
むしろ、チェカ自身に罪がないことをわかっているからこそ、レオナの苦しみはさらに複雑なのかもしれません。
オーバーブロットにも関係している

サバナクロー寮編では、レオナがオーバーブロットします。
レオナが追い詰められていく流れを見ると、王位をめぐる過去とマジフト大会には似た構図があります。
マジフトでも、圧倒的な強さを持つマレウスがいる限り、正面から戦って一番になるのは難しいとレオナは考えていました。
つまり、「実力があっても、最初から一番にはなれない」という状況が再び目の前に現れたことになります。
そこでレオナは、正面から勝負する以外の方法で勝利を手に入れようとしました。
しかし、その計画も思い通りには進みません。
長年抱えてきた諦めや不満が、マジフト大会をきっかけに一気に表面化したことが、オーバーブロットの背景の一つになったと考えられます。
「人生は不公平」という価値観
レオナというキャラクターを理解するうえで重要なのが、「人生は不公平だ」という考え方です。
「努力さえすれば何でも叶う」という考え方を素直に信じられなくなったのだと考えられます。
もちろん、つらい境遇だからサバナクロー寮編での行動がすべて許されるわけではありません。
それでも、レオナの過去を知ることで、オーバーブロットが突然起きたのではなく、長年積み重なった感情が限界に達した結果だったことが見えてきます。
王になれなくても国と無関係ではない
レオナが王になれないからといって、「夕焼けの草原に必要のない王子」というわけではありません。
メインストーリー2章では「王になれない第二王子」という部分が強く描かれています。
しかし、その後の物語では、レオナが故郷のことをよく理解している様子や、第二王子としての立場を持っていることも描かれています。
レオナは頭の回転が速く、状況を見る力も高い人物です。
つまり、「王になれない=能力を活かす場所がない」というわけではありません。
むしろ今後のレオナにとって重要なのは、「王になれるかどうか」だけではなく、自分の能力をどんな形で使っていくのかという部分なのかもしれませんね。
今後王になる可能性はある?
現時点では、レオナが将来絶対王になれないと決まっているわけではありません。
現在はチェカが王位継承権第一位とされているため、通常の流れで考えれば、レオナが次の王になる可能性は高くないでしょう。
ただし、本編でレオナの将来がすべて描かれたわけではありません。
そのため、「レオナは絶対に一生王になれない」「将来は必ずこの役職になる」といったところまで断定することはできません。

今後の物語で、レオナが「王になること」に対してどんな答えを出すのかは一番の注目ポイントです。
もしかするとレオナに必要なのは、誰かと比べて一番になることではなく、自分自身の価値を認められる場所を見つけることなのかもしれません。
まとめ
レオナは第一王子ファレナの弟として生まれ、さらにファレナの息子チェカが誕生したことで、王位への道を失ったと受け止めています。
その経験が諦めにつながり、サバナクロー寮編での行動やオーバーブロットにも影響したと考えられます。

でもチェカ本人を単純に憎んでいるわけではないところも、レオナというキャラクターの複雑で魅力的な部分ですよね。
「王になれない第二王子」という設定を知ってから2章を振り返ると、レオナの言動がかなり違って見えてきますよ。
既読の方もぜひ一度読み返してみてはいかがでしょうか。



