【ツイステ】リドルの元ネタはハートの女王だけじゃない?アリス説や名前・魔法を考察

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『ディズニー ツイステッドワンダーランド』に登場するリドル・ローズハートの元ネタは、映画『ふしぎの国のアリス』のハートの女王です。

「首をはねろ!」という言葉や規則への強いこだわりなど、わかりやすい共通点がいくつもあります。

しかし、詳しく比べてみると、リドルはハートの女王をそのまま再現したキャラクターではありませんでした。

名前にはアリスを思わせる要素があり、物語では「他人を支配する人物」であると同時に「理不尽なルールに支配されてきた人物」として描かれています。

この記事では、リドルとハートの女王の共通点や違い、名前、ユニーク魔法、オーバーブロットに隠された元ネタを考察します。

※本記事には、メインストーリー1章のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください!

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リドルの元ネタは『ふしぎの国のアリス』のハートの女王

リドル・ローズハートの中心的な元ネタは、『ふしぎの国のアリス』に登場するハートの女王です。

ハーツラビュル寮は、ハートの女王が作った法律を守る「厳格の精神」に基づく寮。寮長のリドルも、ハートの女王の法律を重んじ、規則を破った寮生には厳しい態度を取ります

リドル自身は、ハーツラビュル寮の寮長を務める2年生です。成績優秀で魔法の実力も高い一方、810条ある「ハートの女王の法律」を守ることに強くこだわっています。

規則を破った相手には、魔法を封じるユニーク魔法「首をはねろ」を使うことも。

小柄な体格ながら寮生たちを従わせる姿は、ハートの女王を思わせるところがあります。

リドルとハートの女王の共通点

ハートの女王 リドル
『ディズニー』公式サイトより引用

リドルとハートの女王には、台詞や性格、外見のモチーフまで多くの共通点があります。

「首をはねろ!」がユニーク魔法になっている

もっともわかりやすい共通点は、「首をはねろ!」という言葉です。

ハートの女王は、気に入らないことがあるとすぐに「首をはねろ!」と叫び、相手の処刑を命じます。

この決め台詞が、リドルのユニーク魔法「首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)」の名前にそのまま使われています。

リドルの魔法は本当に首をはねるものではなく、相手の首にハート型の首輪をつけて魔法を封じる能力です。

元ネタの恐ろしい処刑命令を、ツイステの魔法としてアレンジしたものと考えられます。

規則違反を許さない

ハートの女王もリドルも、ルールを破った者を決して許しません。

ハートの女王は、自分の気分に合わせて理不尽な命令を出し、従わない者を罰しようとします。

一方のリドルは、ハートの女王が定めた810条の法律を覚え、寮生にも完璧に守らせようとします

ただし、二人が守らせているルールの成り立ちは同じではありません。この違いが、リドルというキャラクターを読み解く重要なポイントです。

赤いバラ・ハート・王冠

リドルのデザインには、ハートの女王につながるモチーフが数多く使われています。

真紅の髪、赤と黒を中心にした寮服、ハートの装飾、王冠を思わせる小さなクラウンなどです。

ハーツラビュル寮の庭に咲くバラや、白いバラを赤く塗る習慣も、『ふしぎの国のアリス』の有名な場面につながっています。

映画では、間違えて白いバラを植えてしまったトランプ兵たちが、ハートの女王に見つからないよう赤いペンキを塗っていました。

小柄でも周囲を圧倒する

リドルとハートの女王は、どちらも小柄ながら強い存在感を持っています。

ハートの女王は大声と権力でワンダーランドの住人を震え上がらせ、リドルも高い魔法力と厳格な態度で寮生たちを従わせています。

体格の大きさではなく、怒りや威圧感によって周囲を支配するところも似ています

リドルにはアリスの要素もある?

不思議の国のアリス ツイステ
『ディズニー』公式サイトより引用

リドルの中心的な元ネタはハートの女王ですが、名前や物語上の立場には、アリスを連想させる要素もあります。

ここからは、作中の描写や名前をもとにした考察となります。

「リドル」と「リデル」の名前が似ている

『不思議の国のアリス』の成立に深く関わる人物として知られているのが、アリス・リデルです。

「リドル」と「リデル」は日本語で読むと音がよく似ています。

そのため、リドルという名前には、ハートの女王だけでなくアリス・リデルも意識されているのではないかと考察されています。

ただし、綴りは異なります。

  • リドル:Riddle
  • リデル:Liddell

名前が似ているだけで同じ意味ではないため、アリス説は可能性のひとつとして考えるのがよさそうです。

Riddleには「なぞなぞ」という意味がある

英語の「riddle」には、「なぞなぞ」「謎」という意味があります。

『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』には、言葉遊びや答えのない問いかけが数多く登場します。

リドル自身も作中で「なぜカラスは書き物机に似ているのか?」という問いに触れています。

これは、原作で帽子屋がアリスに出した有名ななぞなぞを思わせるものです。

名前の「Riddle」は、アリス作品に多い言葉遊びや謎を示している可能性があります。

リドルも理不尽なルールに振り回された人物

アリスは、ワンダーランドの意味不明なルールや住人たちに振り回される人物です。

一方、リドルは表面上ではルールを守らせる側ですが、幼い頃から母親の厳しい教育に従い、自分の気持ちを抑えてきました。

立場は違っても、理不尽なルールによって自由を奪われてきた点では共通しています。

リドルはハートの女王のように周囲を支配する一方で、アリスのように理不尽な世界に苦しめられる側でもありました。

リドルとハートの女王の決定的な違い

ツイステ リドル 寮服
『ツイステ』ゲーム内より引用

リドルとハートの女王の大きな違いは、リドルが「ルールを作る側」ではなく「ルールに縛られてきた側」でもあることです。

女王はルールを作り、リドルは守ろうとする

ハートの女王は、自分の気分で理不尽な命令を出します。

気に入らないことがあれば罰を与え、ルールそのものを自分の都合に合わせて変えてしまう人物です。

一方のリドルが寮生に守らせているのは、自分が作ったルールではありません。

もともと存在する「ハートの女王の法律」を正しく守ることが、寮長としての務めだと信じています。

幼い頃から母親に「正しいこと」を厳しく教え込まれてきたため、間違えることや規則から外れることを強く恐れていました。

支配する側であり、支配される側でもある

リドルは寮生たちの行動を厳しく制限し、規則によって支配していました。

しかし、リドル自身もまた、母親から与えられた「正しさ」に支配されてきた人物です。

自分がされたことを、今度は寮生たちに繰り返してしまったとも考えられます。

リドルはハートの女王の暴君性を受け継ぎながら、その暴君がどのように作られたのかまで描いたキャラクターなのでしょう。

間違いを認めて変わることができる

ハートの女王は、物語の最後まで自分の行動を反省せず、暴君のままです。

一方のリドルは、オーバーブロットを経て、自分の考え方や寮生への接し方を見直します。

すぐに性格が大きく変わるわけではありませんが、自分が間違っていた可能性を認め、少しずつ周囲の意見を聞くようになっていきます。

ハートの女王をモチーフにしながら、元ネタとは違う結末へ進んでいくところが、リドルの大きな魅力のひとつです。

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オーバーブロットにもハートの女王の要素がある?

リドルのオーバーブロット姿にも、ハートの女王を思わせるデザインや物語上の意味があります。

赤・黒・白を中心とした色使いやハート、王冠など、ハートの女王につながるモチーフが強調されています。

なかでも注目したいのが「首輪」です。

リドルはユニーク魔法によって、規則を破った者の首に首輪をつけてきました。

しかし、オーバーブロットした姿では、リドル自身も首元を拘束されたようなデザインになっています。

他人を規則で縛っていたリドルが、実は誰よりも「正しさ」や母親の教育に縛られていたことを表しているようにも見えますよね。

規則を守らせる力が、最後には自分自身を追い詰めてしまったのです。

ハーツラビュル寮にはアリスの元ネタがいっぱい

ツイステ アニメ化 ハーツラビュル編
『ディズニープラス』公式サイトより引用

『ふしぎの国のアリス』の要素は、リドルだけでなくハーツラビュル寮全体に散りばめられています。

寮生の名前はトランプがモチーフ

リドル以外の主要な寮生には、トランプにつながる名前が付けられています。

  • エース・トラッポラ:トランプのA
  • デュース・スペード:トランプの2とスペード
  • トレイ・クローバー:トランプの3とクラブ
  • ケイト・ダイヤモンド:トランプの4とダイヤ

ハートの女王に仕えるトランプ兵のモチーフが、それぞれのキャラクターに分けられていると考えられます。

トレイのタルトにも元ネタがある

トレイが得意としているタルトも、『ふしぎの国のアリス』につながるモチーフです。

映画には、ハートの女王のタルトを盗んだ犯人を裁く場面があります。

リドルが幼い頃に食べたかったイチゴのタルトや、ハーツラビュル寮の「なんでもない日のパーティー」に登場するタルトにも、元ネタの要素が重ねられていると考えられます。

白いバラを赤く塗る法律

薔薇を塗るシーン
『ツイステ』ゲーム内より引用

ハーツラビュル寮には、バラを赤く塗る習慣があります。

これは、映画でトランプ兵たちが白いバラを赤く塗っていた場面が元ネタです。

単なる背景の再現ではなく、女王の好みに合わせるため、周囲が失敗を隠そうとする場面でもあります。

失敗や間違いを許せないリドルの考え方とも重なる、重要なモチーフです。

まとめ

リドル・ローズハートの中心的な元ネタは、『ふしぎの国のアリス』のハートの女王です。

「首をはねろ!」という言葉、規則への執着、赤いバラ、ハート、王冠など、多くの要素が受け継がれていることがわかりました。

元ネタの暴君性だけでなく、「なぜ暴君のようになったのか」「そこから変われるのか」まで描かれていることが、リドルならではの魅力です!

ほかのキャラクターに隠されたモチーフも知りたい方は、ぜひツイステの元ネタ・考察一覧をご覧ください。

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