ツイステのディアソムニア寮で副寮長を務める、リリア・ヴァンルージュ。
少年のようなかわいらしい見た目をしていますが、実は長い年月を生きているという謎の多い人物です。
そんなリリアの元ネタとして特に有力なのが、ディズニー映画『眠れる森の美女』に登場するフローラ・フォーナ・メリーウェザーの三人の妖精。
ただし、リリアには三人の妖精だけでは説明しきれない要素もあります。
実写映画『マレフィセント』に登場するディアヴァルや、マレフィセント側のダークなモチーフを思わせる部分もあり、複数のキャラクターや要素を組み合わせて作られた可能性も考えられます。

この記事では、リリアの元ネタ候補を中心に、名前やコウモリを思わせるデザインについても考察していきます!
リリア・ヴァンルージュとは?

リリア・ヴァンルージュは、ナイトレイブンカレッジのディアソムニア寮に所属する3年生です。
ディアソムニア寮は、ディズニー映画『眠れる森の美女』の世界観からインスパイアされた寮。
リリアの元ネタを考えるうえでも、『眠れる森の美女』とのつながりは外せません。
ディアソムニア寮の副寮長
リリアはディアソムニア寮の副寮長で、寮長であるマレウス・ドラコニアのお目付役でもあります。
公式プロフィールでは、
- 学年:3年
- 誕生日:1月1日
- 身長:158cm
- 年齢:???
となっており、年齢については明かされていません。
一見すると小柄で少年のようですが、ときどき見た目からは想像できないほど年長者らしい言葉を口にします。
この若々しい見た目と、長い人生経験を感じさせる言動のギャップもリリアの大きな魅力のひとつです。
見た目と性格のギャップも特徴
リリアはミステリアスな雰囲気を持ちながら、普段は意外とお茶目。
いたずら好きな一面もあり、ディアソムニアの中ではかなり親しみやすいタイプに見えます。
かわいらしい見た目だけでは想像できないギャップも、リリアが人気を集める理由のひとつでしょう。
リリアの元ネタは『眠れる森の美女』の三人の妖精?
リリアの元ネタとしてまず注目したいのが、『眠れる森の美女』に登場する三人の善良な妖精です。
フローラ・フォーナ・メリーウェザーの三人ですね。
三人の妖精とは?

『眠れる森の美女』では、王女オーロラがマレフィセントから呪いをかけられてしまいます。
そこでオーロラを守るために活躍するのが、
- フローラ
- フォーナ
- メリーウェザー
の三人の妖精です。
三人はオーロラを森へ連れて行き、身分を隠しながら16歳になるまで自分たちの娘のように育てます。
つまり三人は、ただ魔法でオーロラを助けるだけではありません。
子どもを守り、育てる保護者でもあるんです。
ここがリリアとかなり似ています。
リリアと三人の妖精の共通点
リリアと三人の妖精には、いくつか共通点があります。
まず大きいのが、妖精でありながら子どもを育てる立場にあること。
三人の妖精はオーロラを育て、リリアもまた作中で子どもを育ててきた人物です。

単純に「どちらも妖精だから似ている」というだけではなく、保護者としての役割まで重なっているんですよね。
また、『眠れる森の美女』ではオーロラの誕生日を祝うため、三人が魔法を使わずにケーキやドレスを用意しようとする場面があります。
その中でフォーナは慣れないケーキ作りにかなり苦戦。
リリアも料理に関して独特すぎるセンスを見せるため、この場面を思い出す人もいるのではないでしょうか。
もちろん「三人の妖精全員が料理下手」というわけではありませんが、料理にまつわるコミカルな描写も少し重なって見えます。
ほかにも、
- 妖精である
- 子どもを育てる保護者的な立場
- 普段はコミカルな一面がある
- 危機に陥った相手を助ける頼れる存在
といった役割には共通する部分があります。
特に、普段はかわいらしくコミカルなのに、重要な場面では頼れるというギャップはリリアにも通じるところがありますよね。
三人の妖精の要素を一人に取り入れている?
では、リリアはフローラ・フォーナ・メリーウェザーのうち、誰が直接の元ネタなのでしょうか。
ここは一人に絞るのが難しいところです。
リリアには三人の妖精をまとめたような役割があり、「この妖精がモデル!」と断定できるほど明確ではありません。
そのため、三人の妖精それぞれの要素を、一人のキャラクターとして再構成したのではないかと考える方が自然です。
そもそもツイステのキャラクターは、ディズニー作品の一人のキャラクターだけをそのままモデルにしているとは限りません。
元作品の人物・色・性格・役割など、さまざまな要素を組み合わせて作られているように見えるキャラクターもいます。
リリアについても、三人の妖精を中心にしながら別のモチーフを加えたキャラクターと考えるとしっくりきます。

リリアにはディアヴァルのモチーフもある?
もうひとつリリアのモチーフ候補として挙げられるのが、実写映画『マレフィセント』に登場するディアヴァルです。
ただし、こちらは三人の妖精説ほど強い根拠があるわけではありません。
「こんな要素も入っているかもしれない」という補助的な説として見ていきましょう。
ディアヴァルとは?

ディアヴァルは、2014年公開の実写映画『マレフィセント』に登場するキャラクターです。
もともとはカラスですが、マレフィセントの魔法によって人間などさまざまな姿に変えられ、彼女の忠実な従者として行動します。
アニメ映画『眠れる森の美女』にもマレフィセントに仕えるカラスは登場しますが、「ディアヴァル」という名前で登場するのは実写映画『マレフィセント』です。
リリアとの共通点は?
リリアとディアヴァルに、「これが決定的!」と言えるほど強い共通点があるわけではありません。
ただ、リリアには三人の妖精だけでなく、マレフィセント側の世界観を思わせるデザインも見られます。
ディアソムニア寮そのものが『眠れる森の美女』をモチーフとしており、茨・黒・緑など、マレフィセントを思わせる意匠が多く使われています。
その中にいるリリアも、かわいらしい妖精というだけではありません。
黒を基調とした服装やコウモリを思わせるデザインなど、どこかヴィラン側を感じさせる雰囲気を持っています。
そのため、役割には三人の妖精を思わせる部分があり、デザインにはマレフィセント側の要素も取り入れられているのでは?と考えると面白いのではないでしょうか。
ディアヴァルについては、リリアの直接的な元ネタと断定するより、複数あるモチーフ候補のひとつとして見るのがよさそうです。
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リリアは複数のキャラクターを組み合わせたモチーフ?

ここまで見てきたように、リリアには三人の妖精との共通点が多くあります。
一方で、デザインにはマレフィセント側を連想させる要素も見られます。
特に面白いのが、善側の三人の妖精と、ヴィランであるマレフィセント側の要素を同時に感じられるところ。
三人の妖精を思わせる保護者的な役割を持ちながら、見た目はダークで少し怪しげ。
この「どちらか一方ではない」デザインは、ヴィランズの世界を別の角度から描くツイステらしさにもつながっています。
そのため、リリアの元ネタは三人の妖精が最有力。ただし、一人のキャラクターだけをそのままモデルにしたわけではないという見方が、今のところ一番自然だと思います。
リリアの名前やデザインに隠されたモチーフを考察
リリアについては、元ネタキャラクターだけでなく、「リリア・ヴァンルージュ」という名前やデザインにも気になるポイントがあります。
あくまで名前の綴りや響きから考えられる説として見ていきます。
「Lilia」「Vanrouge」という名前の由来は?
まず「Lilia」という名前。
「Lilia」という綴りは、ラテン語で百合を表す「lilium」を連想させます。
一方で気になるのが、姓のVanrouge(ヴァンルージュ)。
特にわかりやすいのは「rouge」の部分です。
フランス語の「rouge」は「赤」を意味するため、リリアの髪に入っている赤系のカラーを連想することもできます。
また、「Vanrouge」という響きから、フランス語で赤ワインを意味する「vin rouge」を連想する説もあります。
コウモリを思わせるデザインにも注目
リリアのビジュアルを見ると、もうひとつ気になるのがコウモリを思わせるモチーフです。
髪型や衣装、全体的なシルエットには、どこか小さなコウモリのような印象があります。
コウモリは夜や闇を連想させる生き物なので、『眠れる森の美女』をモチーフにしたディアソムニア寮のダークな雰囲気とも相性がいいですよね。
そのためコウモリについては、特定の元ネタというより、リリアの妖しさやディアソムニアらしさを表現するデザインモチーフのひとつと見るのが自然でしょう。
かわいらしい見た目なのに、よく見るとダークな雰囲気もしっかりある。

この絶妙なバランスもリリアらしい魅力ですね!
まとめ
今回は、リリア・ヴァンルージュの元ネタやモチーフについて考察しました。
リリアの元ネタとして特に共通点が多いのは、『眠れる森の美女』に登場するフローラ・フォーナ・メリーウェザーの三人の妖精です。
三人の妖精とリリアには、
- 妖精である
- 子どもを育てる保護者的な立場
- 普段はコミカルな一面がある
- 危機では頼れる存在になる
といった共通点があります。
一方で、リリアにはマレフィセント側を思わせるダークなデザインもあり、実写映画『マレフィセント』のディアヴァルなど、別のキャラクターの要素も取り入れられている可能性があります。
そのためリリアは、三人の妖精の役割を中心に、『眠れる森の美女』のさまざまな要素をツイステらしく組み合わせたキャラクターなのかもしれません。
また、「Lilia」「Vanrouge」という名前やコウモリを思わせるデザインにも気になるポイントがありますが、公式に明かされていない部分については断定せず、考察のひとつとして楽しみたいところです。
ディアソムニア寮自体が『眠れる森の美女』の世界観からインスパイアされた寮なので、原作映画を見直してからリリアを見ると、「これも元ネタかも?」という新しい発見がまだまだありそうですね。

なお、リリアには現在の姿からは想像できない長い過去があります。昔のリリアがどんな人物だったのかについては、別の記事で詳しく紹介する予定です!



